8日の成人式が終わり本年も本格的にお仕事開始ですね。
本年もしっかりお餅を頂いたと思いますが、そろそろ鏡開きの準備ですね。
お正月の鏡餅とゆずりはの飾り方(鬼も笑うと思いますが…来年の為に)
お正月の鏡餅、どうせ飾るならしっかりと正しく飾りたいもの。
まずは、鏡餅の飾り方を順番にご紹介していきましょう。
①半紙を2枚、垂らして置きます
②うらじろ、ゆずりはの葉っぱをさらに上に置きます。
③その上に大小ふたつの丸餅をおき、てっぺんに橙(だいだい)を置きます。
ゆずりはを飾っていくのですが、
ゆずりはにはには「家系が絶えないようにする」という意味があります。
ゆずりはの葉っぱは、古いものから順番に落ちていきます。
このことから、年長者より先に若い者が亡くなることがないように、
という願いが込められたといわれています。
鏡餅はいつからいつまで飾る?
鏡餅を飾るのは年末の中でも縁起が良い日、
つまり、末広がりの12月28日が良いとされています。
鏡餅だけでなく、門松など他のお正月飾りもこの日に飾るのが適しています。
逆に飾らないほうが良い縁起の悪い日は、12月29日とされています。
これは「二重に苦しむ」と、語呂合わせから想像してしまうためだそうです。
また、31日に飾るのも「一夜飾り」と呼ばれ、
慌ててお正月の準備をしたと考えられてしまうため好ましくはありません。
28日にお正月飾りを全て飾れるように前々から準備しておきましょう。
では、お正月を迎えて、いつまで飾っていれば良いのでしょうか?
鏡餅を飾る期間は、12月28日~1月7日までで、
その後11日に鏡開きをおこなって食べるという段取みたいです。
鏡餅を割る時はトンカチなどで叩いて開くようにしてくださいね。
絶対に刃物は使ってはいけません。
これは刃物で切ることは切腹を連想させることや、
歳神様が宿っていたものに刃物を向けることになり、
縁起が悪いとされているからです。
鏡開きをおこなったら、おしるこにしていただきましょう。
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お正月飾りの決まりを守って歳神様に感謝を!飾り方にも細かい決まりがあったんですね。更にゆずりはを飾るのにも、家系が絶えないようにとの願いが込められていて、よく考えられているなぁ。鏡餅に宿っていた歳神様に感謝しながら、美味しくいただきましょう。