黄鴬睍睆(うぐいすなく)
2月9日頃
山里で鴬が鳴き始める頃。
春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。
南信では3月の初め頃、北信では3/20頃が鳴き始める頃らしいですが
若鳥は幼い頃に聞いた他のウグイスのさえずりを覚えておいて、
次の年の春にそれを思い出しながらさえずる練習をして、だんだんうまくなっていきます。
このうまくなっていく過程のことを「プラスチックソング」とか、「ぐぜり鳴き」といい
ところが、実際は、さえずりをすでに覚えているはずの大人の雄も、
毎年春先にはこの「ぐぜり鳴き」のような状態を経て、
上手なさえずりができるようになっていくらしいです。
今年本当に寒く春が待ち遠しいですねぇ。
鶯がはどんな感じで鳴いてくれるのか、早く聞けるのが楽しみです。