「スプリングエフェメラル」って言葉聞いた事ありますか?
直訳すると「春のはかなき者達」
春の短い間だけ姿を見せる植物を総称する言葉で代表的な植物に「カタクリの花」が有ります。
南信州だと飯田市伊賀良の梅ケ久保公園にカタクリの花が4月上旬まで見頃と(^^)
カタクリの花って以外と知らない人が多いのですが片栗粉のイメージからすると白い小さな花を想像する方多いと思いますが
薄紫の高さ20センチ位、すっと伸びた細い茎の先に全体に花びら6枚が上に向かって強くソリ返っているのが特徴の花で、まるで薄紫の衣装を着たバレリーナのようです(o^^o)
緑の舞台の上で飛び跳ねて踊っている様な、なんとも儚げな可憐な花です(╹◡╹)
このカタクリのの花がはかなきものと言われる由縁が、成長する過程にあるそうです。
カタクリの花は種から花が咲くまで七から八年かかるそうです。初めて地面に顔を出した一年目は細く頼りない葉で光合成をしてすぐに姿を消して、次の年の春、また地上に現れ養分を球根に蓄えて、また直ぐに姿を消すと‥
これを七年程繰り返し球根を少しずつ大きくしていき、八年目の春やっと蕾をつけて花が開き、2週間位花を咲かせまた消えていくと
けなげというか、はかないんですね(・∀・)
花言葉も「寂しさに耐える」だそうです!
これもはかないですね。
カタクリの花、伊賀良の梅ヶ久保公園でも4月上旬まで見頃との事ですが、午前中やお天気が悪いと花が開かないと
晴れた日の午後、春のはかなきもの「カタクリの花」に会いに出かけてみては如何でしょうか⁈