8/28~9/1の頃を
自然歳時記72候では「天地始粛」と書き
「てんちはじめてさむし」と読みます。
この時期寒いと感じる人は少ないですよねぇ。
とはいえ県内、標高が高い所は朝晩は寒いと思うくらいに涼しい所もありますよねぇ
さむしは寒くなるのでは無く、しゅくしゅくの「しゅく」(粛)と書き
天地が初めて縮む、静まる、弱まるという意味と( ^^) _U~~
勢いよく燃え盛っていたような天地の暑さもようやく静まるということかもしれません(>_<)
ただ、天地は縮まるどころか、伸び広がり「あれ‼天が高くなった」と思うころですよねぇ。
秋は空が澄んで高く、実りによって馬がたくましくなる。
そんな秋の風情を表す表現「天高く馬肥ゆる秋」
爽やかな秋、空は高くて馬達はのんびり牧草を食べるイメージが浮かびますが
これは「秋高くして寒馬肥ゆ」(あきたかくしてさいばこゆ)からきた言葉と”(-“”-)”
寒馬(さいば)とは中国の北方の騎馬民族の馬の事で
その民族が馬を太らせてせめてくる時期だから警戒するようにと言う意味らしいです。
元の意味はすっかり忘れられ、食欲をそそられる秋の表現する言葉になりましたね。
それも平和の時代になったからこそ!(^^)!
いつまでもこの言葉が気持ちよい秋を表す言葉でありますように(*^。^*)